人の心を動かすのは愛情ではないかと思っています。

うまくいかないことが続き、失敗が尾を引いていたとします。でも、現状を変えたいという思いは、たとえ表面に表われなくとも誰の心の中にもきっとあると思います。身近な好きな人から、「あなたは本当にだめな人だ」と毎日言われれば、子どもでも大人でも、そのような気持ちになるのではないでしょうか。身近な好きな人の代表は家族です。五年ほど前、二才上の兄が本を貸してくれました。スポーツ心理学の本です。ある監督が率いるチームはどうしても二位にとどまる。その人と話をしていくうち、その監督が子どもの頃、親が「二番になれれば十分だ」とずっと言っていたことが分かったそうです。親の言葉がいかに子どもに影響を与えているか驚きます。親が子どもに語りかけた言葉が考え方のくせになっているのだと分かります。だめなのだ、と言い続けるより、今度はきっとうまく行くと言い続けた方がやる気が出ます。親はなかなか余裕のない毎日です。子どもが「勉強が分からない」と言っても一緒に時間をとってみてやれないのも現状です。けれども愛情は短い時間でも伝わると思います。子どもに声をかけ、話を聞いて、抱き締め子供は安心してほっとする。すると今まで難しいと思えたことに挑戦してみようという意欲もわくことでしょう。やはり子どもをほっとさせ、やる気を起こすのは愛情だと思います。モビット申し込み